筋トレとボイトレに力を入れすぎた理学療法士の話

整形外科クリニックの理学療法士(主任)。経験則を交えながら、忙しい社会人向けの筋トレ、ボイトレ、健康法についてお話しします。

ちばアクアラインマラソン2018に出場しました。反省点と失敗談を整理しました。

2018年10月21日
「ちばアクアラインマラソン2018(フル)」に

出場しました。フルマラソンは初出場。
むしろハーフにすら参加したことありません。
 
結果的には「5時間50分でリミット10分前」

というきりぎりの完走でした😰
※完走者のなかではビリのほうでした。

 

dorathemute.hatenablog.com

 

今回はレース当日までの反省点、失敗談について語ります。夏から色々とやらかしているのでフルマラソン未経験者も参考にしていただければと思います。

 

6月から9月の間に3回怪我をしました

中学時代から現在に至るまで数えきれないほどの怪我をしています。オーバーユース(使いすぎ)や捻挫など様々です。

 

7月の交通事故で背中全体が疲れやすかった

ランニングの振動で症状が悪化するか心配でした。首と腰が常に重だるい感じだったので、少し疲れた状態から練習がスタートするような感覚でした。

むち打ち損傷によって一時的に耐久力が落ちる可能性はあります。

 

21km走で足の甲が腱鞘炎に

ランニング開始時は5kmくらいで限界だったのですが、徐々に距離を伸ばしてハーフマラソンの距離を走りました。15km地点で足の甲に違和感→徐々に痛みに変わりました。

翌日から激痛になりしばらくは4〜5km走ると同じ痛みが出てしまい、計画が大幅に狂いました。

おそらく原因は靴ひもの締めすぎ。靴の調整をしたら痛みは出にくくなり、本番では足の痛みは全く出ませんでした。

 

仕事場の駐車場付近で足を捻挫

本番1ヶ月前の話です。遅刻しそうになり、慌てて走ったら下り坂で足を滑らせて捻挫しました。ドジっ子みたいな怪我です。中学時代から捻挫を繰り返していたので関節が緩んでいるようです。

※おそらく羽生結弦選手と同じような状態

 

上記の理由もあり長距離ランの練習を行わなかった

マラソンのトレーニングは大きく分けると

・スピード系

・スタミナ系

に大別されるのですが痛みで長距離を走れなくなっていたのでスピード系の練習しかしませんでした。

5km、10kmのタイムトライアル練習を中心に続けていました。

心肺機能が高まってきた自覚もありどうにか5kmは25分、10kmは50分程度で走れるようになりました。

※ハーフマラソンなら悪くはないタイムでフィニッシュできたと思います…多分

 

何回も筋肉が伸縮する負荷に耐えられなかった

20km走れればどうにかなるかな。と思っていたのが甘かったです。スピードとスタミナは全くの別物です。スローの長距離走を行って何度も伸び縮みしても耐えられる筋肉を作るべきでした。呼吸が苦しくなることもなく、暑さもまったく感じなかったのに失速したことが本当に悔しかったです。

 

本番までに1時間くらいは歩かされた

駅→荷物預かり所→スタート地点までかなりの距離を歩きました。1時間歩いた後のフルマラソンです。さらにスタート地点でも人がごちゃごちゃしていたので歩幅が小さくなり歩数が多くなりました。

これを想定するとスタミナ練習の重要性を再認識されられます。

 

トップランナーの記事を鵜呑みにした

何かのきっかけで20km走れればフルマラソンも大丈夫👌みたいな記事を読みました。

これはトップランナーの話です。

 

カーボローディングの失敗

カーボ・ローディング(Carbohydrate Loading)とは、スポーツなどの場面で、運動エネルギーとなるグリコーゲンを通常より多く体に貯蔵するための運動量の調節および栄養摂取法である。グリコーゲン・ローディングとも呼ばれる。

Wikipediaより引用

 

本番1週間前に追い込んだ練習を行い、その後に高糖質、低脂肪食を続けて体内にグリコーゲン(糖質)を蓄えるという方法があります。

でかなりの量を食べまくりました。僕はスイーツが好きなので大盛りパスタの後にスイーツ食べまくりでした。

 

3日連続で下痢

僕はもともと過敏性腸症候群という持病があります。慣れないことはするもんじゃないなと。

当日も下痢にビビって恐れて軽めの朝食、本番直前のエネルギー補給も軽めでした。

上記のように駅からスタート地点まで歩くことを想定したら少なくとも300kcalは余計に摂取するくらいで丁度良かったと思います。

※レース中もトイレだらけなので下痢しても大丈夫🙆‍♂️

 

当日は坂道の走り方が悪かった

坂道で消耗しないようにゆっくりと走っていたのですが、結果的にはこれがあだになったようです。下記の本を読み返すとブレーキのかかる走り方をしていたようです。

下り坂で身体を反らせてスピードを殺していたのが良くなかった。

※ある意味スタミナ練習としては良いのかも

 

フルマラソンを舐めていた

これにつきます。

練習は大変ですが本番は非常に楽しかったので年に何回かレースに出場して長期的にはサブ4を狙いたいです。

 

スタミナ練習に重点を置いてみます

しばらくはスタミナ系の練習を重点的に行う予定です。長時間のスーパースロージョギングみたいな感じです。

 

何かあれば追記します