筋トレとボイトレに力を入れすぎた理学療法士の話

整形外科クリニックの理学療法士(主任)。経験則を交えながら、忙しい社会人向けの筋トレ、ボイトレ、健康法についてお話しします。

ジム通いを再開。プロテインはトレーニング後だけでなく、毎日飲む!

2019年末からエニタイムフィットネスに入会しました。最寄りジムが家から徒歩5分と非常にアクセスが良いため、その気になれば毎日でも通えるためです。

入会が殺到したため、2020年1月中旬現在は「新規入会をストップ」しているようです。3月頃に飽きて退会する人が増えると思われるため、4月にはキャンペーンを再開すると思います。狙い目です。


あとは元バンドメンバーや現バンドメンバーもジム通いをしています。

 

 

それに伴っていくつかのサプリメントを購入しました。今回は色々な人から聞かれるプロテインについて。個人的な意見を語ります。

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なぜプロテインを飲むのか?

筋トレと言えば、プロテイン。

プロテインと言えば、タンパク質。

筋トレによって筋肉(タンパク質、アミノ酸)の合成、分解が同時に行われます。

そのタンパク質、アミノ酸は「食事から取り入れたもの、体内で分解されて再合成されたものがごちゃ混ぜ」になります。

※アミノ酸プールという

タンパク質も古くなって性質が変わる(変性)

と再利用できなくなるため、一部が体外へ排出されます。これが平均で体重の1/1000くらい

・男性60g

・女性50g

と言われています。そのため食事からこのくらいのタンパク質を補う必要があります。高齢者はタンパク質の合成が鈍くなるようで、より多くのタンパク質が必要となります。さらに

トレーニングによって細胞に傷が付く

激しいトレーニングをするほど、分解と合成がより活発になるため、さらに多くのタンパク質が必要になります。高重量、高回数で多くのセットをこなし、疲労困憊まで追い込んだ場合です(ボリュームのあるトレーニング)

 

誰もが知っている

筋トレ後のプロテイン

筋トレを行うとすぐにタンパク質の合成、分解が始まります。筋トレ後にプロテインを摂取するとタンパク質の合成を助けることができる。

というのは世間一般に知られていると思います。

 

タンパク質の分解と合成は翌日、翌々日も続く

・筋肉痛

・全身の倦怠感

・空腹感

があれば、タンパク質の分解と合成が行われ、代謝が活発になっていると考えて良いと思います。この間は栄養を満たしてあげるのがベスト。

「もっと、プロテインを…」

と身体の声が聞こえたら、翌日、翌々日くらいまでタンパク質を多めに摂取しておくことをおすすめします。で、翌々日までには別の部位を鍛えてしまうので結局毎日プロテインを摂取することになります。

 

おすすめは起床時(食事の30分以上前)とトレーニング後

どうせトレーニングをするなら、なるべく短期間で最大の効果を出せると良いので、プロテインはケチらずに飲みまくる。僕は上記のような飲み方をしています。小遣いの範囲内(3万円)なので、このくらいで丁度良い。

さらにプロテインには食欲を抑制する効果もあるため、起床時に飲むと昼までの空腹感を抑えられるためダイエットにも役立ちます。

 

注意点としてはカロリーが不足するとタンパク質がエネルギーとして使われてしまい、筋肉の合成が間に合わなくなってしまうことです。自分にどのくらいのカロリーが必要かどうかは、youtubeなどで調べてみることをおすすめします。

 

茨城県南でトレーニング仲間を再募集します。

 

さらば