筋トレとボイトレに力を入れすぎた理学療法士の話

整形外科クリニックの理学療法士(主任)。経験則を交えながら、忙しい社会人向けの筋トレ、ボイトレ、健康法についてお話しします。

マスクを着用してジムに通っても意味はない

2020年3月中は個人的に対外的なバンド活動、ジム通いは控えます。

超快適マスク 小さめ 50枚〔PM2.5対応 日本製 ノーズフィットつき〕

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マスクの値段、やばいっす。絶対に買わないように。

2020年2月末コロナウイルスの影響で全国の公立学校が休校になりそうで、僕の住んでいる茨城県つくば市がトレンド入りしていました。

 

 

今回は誰かしらが「お金」をドブに捨てる覚悟が必要ということ。特にイベント主催者、様々なお店は多大な損害を被るはずです。

基本的には自粛には反対派なのですが、政府がこういった方針を打ち出した以上、従うべきだとは思います。

 

2月半ばの話ですが、マスク着用しながらジムでトレーニングする方々をちらほら見かけました。これってどうなんでしょうね?

目をこすったり、マスクを外して水分補給をした時点でアウトです

ジムに入る前にはアルコール消毒、マシンもアルコールで拭く。こまめに手洗いをする。もちろん予防としては大いに結構なことです。

 

しかし、仮にコロナウイルスの感染者(無症状含む)と同じ器具を使った場合、完全に防ぐのは不可能だと思います。

ジムだとついついマシンを使っている途中に

・手やタオルで汗を拭う

・ペットボトルやシェイカーの蓋を開ける

・目をこすったり、筋肉に触れる

などの行為をすると思います。

ちなみに新型コロナウイルスの免疫を持っている人は理論上ゼロのはず。ウイルスが体内に侵入すれば症状の有無に関わらず、宿主になり他の人に移す可能性があります。

トイレ、シャワーなどの接触感染もありうる

あとは共用のトイレ、シャワーでも感染する可能性があります。シャワーに関しては水虫のリスクもあるため、僕はもともと利用していません。

 

そこで免疫力が弱い高齢者はもちろん、若い人でも「過剰に免疫が働いて正常な細胞も破壊してしまう場合」などは重篤化する可能性があります。

 

茨城県にはまだ患者も出ていないこと、僕も免疫力には絶対の自信があるため、もし移されても軽く済むだろう…と考えていたのですが、政府が「子供とその家族は外出を控えて下さい」というメッセージに素直に従おうと思います。

 

感染予防としては

・人混みを避ける

・トイレ、立食など共用の物を使うことを避ける

・電車に乗ったらなるべく立って、吊り革、手すりなどに触った手で顔を触らない

 

など徹底することをおすすめします。

 

参考までに

マスクをしてジムで筋トレしてもパフォーマンス効率は落ちる

ため、おすすめしません。セット間のインターバルでの回復が遅れる可能性もあります。ある意味、呼吸筋トレーニングとしてはアリかも。

心肺機能を鍛えるなら、単純に動きを素早くして脈拍や呼吸数を上げたほうが良いです。

 

つまり、マスクをしてジムにいくのはおすすめしません。

 

せっかく付けた筋肉を減らしてしまうのは勿体無いですが、3月はジョギングをして体重を減らそうと思っています。

 

子供が自由になり次第、バンド活用やジム通いを再開しようと思っています。