「リハビリ助手」という仕事を知ってほしい。
2018年末から2019年にかけて深刻な人手不足になりました…今の職場はもともとスタッフが少ないため、体調不良や退職者などの人手不足に弱いです。
深刻な人手不足。業務量を減らさないとダメかも。仕事の正確性、安全性を優先
— ホソダケンシロウ (@DoraTheMute) 2019年2月19日
人手不足なのに今までと同じように働こうとしたらミスが増えるし、安全性が確保できない場面が出てしまいます。
リハビリテーション科でも2018年末からリハビリ助手の求人を出していたのですが、全く応募が無かったため途方に暮れていました。
そのためリハビリ業務の合間に電気治療や雑務をこなさなければなりませんでした。残業をするか、定時に帰りたければリハビリの患者数を減らすかという選択を迫られていました。いずれにしても生産性が落ちる(単位時間あたりの利益)のは避けられない状況でした。
僕の場合は諸事情により家事全般を行っているため、定時に帰るようにスケジュールを組んでいます。
「なぜこれほどまでに応募が来ないのか?」と考えていたら
「リハビリ助手という仕事があまり知られていないのではないか?」
という意見がでました。得体のしれない職業には応募しませんよね。
「リハビリ助手 仕事内容」検索したらあっという間に出てきたのは置いといて…
広報活動としてリハビリ助手という仕事を広めたいと思います。
※2019年2月末にようやく1件応募が来ました
リハビリ助手の仕事とは?
「理学療法士などリハビリ専門職のもとで補助的な業務を行う」ことです。看護助手に似ています。
うちは整形外科クリニックなので
・電気治療、牽引治療、ホットパックなど機器の操作
・準備、片付け
・リハビリ室の掃除、洗濯、物品補充
・電子カルテの入力、Excelで表づくり
・その他事務作業
あたりです。
リハビリテーション科のシステム、来院患者の顔を覚えてきたら応用的な仕事も任せています。
最も多いのが電気治療の操作
うちではこの機種を使っています。操作がシンプルで使いやすい、管理がしやすいものを選びました。
いくつかのメーカーから電気治療器を借り、実際の治療場面で使用しました。その途中で患者からもアンケートを取りました。さらに、その当時働いていたリハビリ助手からも意見を聞きました。
ついでに言うとホットパックという管理が面倒くさい機器を電気タイプのものに変えました。
コミュニケーション能力は必須、なるべく女性のほうが良い
機器の操作、雑務がメインですがコミュニケーションが上手なほうが向いています。色々な質問をされることも多いです。
たまに股関節周囲、臀部(お尻)まわりに電極を貼り付けることがあるので男性だと難しい場面もあります。
時給は現在950円
茨城県の求人サイトを見ると、飲食業のパートタイマーとほぼ同じだと思います。大手の飲食業のピーク時間よりは業務量が少ないと思います。東京だと1000円超えますね。
前述したコミュニケーション能力さえあれば、割に会う仕事だと思います。
問題は僕の部下になるこ…僕はスタッフに優しいですよ。本当に。