筋トレとボイトレに力を入れすぎた理学療法士の話

整形外科クリニックの理学療法士(主任)。経験則を交えながら、忙しい社会人向けの筋トレ、ボイトレ、健康法についてお話しします。

ジムの「プレートロードマシン」は空いてるのでおすすめ

2019年末からエニタイムフィットネスに通い始めました。

筋トレ、10回×3セットの3セット目。ギリギリ10回が難しい - 筋トレとボイトレに力を入れすぎた理学療法士の話

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2月も新規会員を募集しているのですが、相変わらず混雑しています。22:00以降でも人気のあるマシンは埋まっていることが多いです。

そこでおすすめなのが

プレートロードマシン

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ジムの奥のほうにたくさん設置されていて、割とマッチョな方々の巣窟みたいになっています。

任意の重さのプレートをロード(load:積む)してトレーニングを行う機器です。ピン📍のような場所「に」重りを差し込む。

対照的に、四角いプレートにピン「を」📍差し込むタイプを「スタックマシン」と言います。老若男女使っているものですね。

 

写真はインクラインプレスという大胸筋上部を鍛えるマシン。この「プレートロードマシン」は空いていることが多いです。なぜか?

重いプレートを運ばなければならないため、女性、高齢者は非常に扱いにくい

任意で重さを設定できるとはいえ、10kg以上の重りを所定の位置に差し込むのがしんどい。そこそこ高い位置に差し込まなければならないことも多いです。

レッグプレスに至っては25kgの重りを運ばなければいけないため、200kgでセットを組む場合は重りを8回も運ばなければいけません。

 

椅子の設定も面倒くさいです。

 

使える人を選ぶということです。さらに

全身を鍛える人向きではない

写真のインクラインプレスは大胸筋上部。このマシンは斜め上に弧を描くように動きます。

真っ直ぐ押す、下に押すようなタイプもあり「マシンの軌道で鍛えられる筋肉が変わる」という特性があります。

3種類行うと大胸筋上部、中部、下部と別々に鍛えられます。

 

逆に言うと、1日で全身を鍛えたい人には向かないです。種目数が多くなりすぎるためオーバーワークになりやすいです。1セットずつ分ける方法もありますが、毎回プレート運びがあるため後半に「ハアハア」します。

 

ジム通いに慣れてきた男性トレーニーであれば、試してみる価値はあると思います。

 

引き続き、筋トレ仲間を募集中です。